人間・演劇・からだとことばのレッスン(竹内敏晴)・野口体操(野口三千三)の研究と実践、ワークショップの開催、草野心平・宮澤賢治作品朗読劇制作・身体・声・心・言葉・朗読・身体表現

【6】 一点逆立ち (野口体操→「ヨガの逆立ち」)

スカイツリーと呼びたいのだけど・・・・。


頭のてっぺん、頭頂の一点で立っている。

両腕は掌を後頭部で組み合わせ、手首・前腕・肘は地面に柔らかく密着している。つっかえ棒のように固めてはいない。云うなれば「一点逆立ち」だ。

馴れてしまえば、立つのはどうと云うことはない。気をつけるのは、足先が地面を離れるまで。

正座から頭のてっぺんを地面に付け、両腕を頭に添える(頭頂と両肘でだいたい正三角形になる)。

腰を上げながら、頂点一点に重さをかけて行く。背後に倒れ込みそうになるが、それでも背中を緩めていると、足先が地を離れ、足腰が宙に浮き、続いて首筋から胴体・腰が直立する。

胴体が頂点一点の上に乗って安定したところで、天頂に向かって足先を伸ばしていけば、無理なく納まりの良いところに姿勢が決まる!逆立つ!

注意したいのは、足を跳ね上げたり腕を突っ張ったり、力を入れて無理矢理からだを持ち上げようとしないこと。ただただ背中を緩めたまま、『ゆるみ』に任せてからだの流れの移り変わりに、身を預けて行く。

上手く行かないときは、結果を急がずに、首から腰にかけて、背骨を充分に緩めてから再チャレンジ。

一点逆立ちは、『ゆるみ』になりきる動きである。それだけに、いろいろな私の見解を重ねて見たくなる。例えば「正座から、一点逆立ちを経て、正座に還る。私はこの一連の動きに、般若心経の「色相是空 空即是色」を重ね見ている。」さらには「五重塔と一点逆立ち」等々。

それを語るのは、またの機会に譲ろうと思う。


【野口体操動画】
★一巡目もくじ★
【1】 ユラユラ ユルユル フワァー (野口体操→「ぶら下がり」) 【2】 正体を失う! (野口体操→「ぶら下がり」) 【3】 動きの中には『ゆるみ』があり『ゆるみ』が動きを生み出す 【4】 『ゆるみ』崩れ 流れ 動く (野口体操→「背中の百面相」) 【5】 からだバンジー (野口体操→「腕立てバウンド」) 【6】 一点逆立ち (野口体操→「ヨガの逆立ち」) 【7】 『四股の動き』(野口体操→「四股」) 【8】 『前突き!~☆』 (野口体操→「?」) 【9】 『お尻の妙なる響き』 (野口体操→「尻たたき」) 【10】 『膝で胸を打つ』 (野口体操→「むね打ち」) 【11】 『ゆ』のうごき(野口体操→「おへそのまたたき」)
★二巡目もくじ★
【1】+「肩凝り」  【2】+「骨」  【3】+「呼吸」  【4】+「自由自在」  【5】+「緊張と弛緩」  【6】+「理想・目標」  【7】+「不安・不安定・安心」  【8】+「姿勢・表現」  【9】+「知恵」  【10】+「満点」  【11】+「歪み」  【まとめ】+「これから」


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2011-12-20 : 野口体操 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

瀬戸嶋 充

Author:瀬戸嶋 充
声の産婆師。身体表現・身体コミュニケーション指導者。演出演技指導者。
1981年 竹内敏晴氏・野口三千三氏に師事。1984年 竹内演劇研究所レッスンスタッフ。1988年 人間と演劇研究所設立、からだとことばのレッスン・野口体操・演劇教室を指導。
その他、教育・医療・福祉・公民館等の現場に於いて、身体ワークショップや舞台上演を多数開催。
現在は、「身体・声・言葉」について、演劇の範疇をこえて、レッスンの場を広げている。
草野心平・宮澤賢治の詩と物語を愛す。

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